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着物で京都の葵祭を楽しむ!オススメ着物の種類と注意点をご紹介

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2023年(令和5年)の5月15日、コロナで開催を見送ってきた葵祭が4年振りに開催されます!

葵祭は、十二単をまとった斎王代と呼ばれる女性を筆頭に、平安時代の王朝装束に身をまとった行列が京都を練り歩くお祭り。祇園祭、時代祭とともに、京都の三大祭のひとつに数えられています。

葵祭を存分に楽しむのであれば、着物を着ていくのがオススメ!本記事では、葵祭の時期と雰囲気に合わせた「着物の種類や注意点」をお伝えします。

また「葵祭前後に行われるオススメの行事」についてもお伝えしますので、ぜひ参考になさってください!

葵祭の時期には単衣(ひとえ)の着物がオススメ!

5月15日の午前中から行われる葵祭。5月は、まだ本格的な夏とはいえませんが、屋外開催であることや京都の暑さを考慮すると、裏地がついておらず風通しのよい「単衣(ひとえ)の着物」がオススメです。

夏に向かう5月なので、着物の色味は「涼しげな淡色」や「パステルカラー」などが映えるでしょう。とはいえ、色で暑さが変わるわけではないので、あなたの好きな色があればお店のスタッフに相談してみましょう。

着物の帯は、夏に向いている絽(ろ)や紗(しゃ)のものを合わせるのがオススメです。紗(しゃ)の帯は、夏真っ盛りのときに着用する帯ですが、当日が暑くなりそうなら絽(ろ)の帯より紗(しゃ)の帯のほうが適しているかもしれません。

また、葵祭の観覧は、屋外で過ごすことになるため、熱中症対策も大切です。日傘や扇子、水筒なども忘れず持参するようにしましょう。

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【葵祭】

日程:
令和5年(2023年)5月15日(月)10:30~※雨天順延(当日早朝天候判断)

場所:
京都御所(10:30)→下鴨神社(11:40頃)→上賀茂神社(15:30頃)の順に行列が移動します。

※当日は混雑が予想されるため、交通規制などが実施されます。なので、十分な時間の余裕をもって動くことをオススメします。


3,500円〜有料観覧席|葵祭をゆっくり見たい人に!

4年振りの葵祭、当日は多くの人で混雑することが予想されます。「行列を座ってゆっくり見たい!」という方には、有料観覧席がオススメです。

【有料観覧席販売要項】

販売開始日時:
令和5年(2023年)4月4日(火)午前10時〜

開催日程:
令和5年(2023年)5月15日(月)※雨天の場合、16日に延期(当日早朝判断)。順延の場合、観覧席券は翌16日にそのまま利用可能(払い戻し不可)。

座席設置場所と行列先頭通過時間:
・京都御苑(建礼門前南側)、午前10時30分頃
・下鴨神社参道、午前11時40分頃
※行列通過開始時間直前には、規制がかかるため着席できない。
※京都御苑には午前10時までに、下鴨神社には午前11時までに着席する必要あり。
※着席できなかった場合も、払い戻しは不可。

料金:
・一般席(最前列):4,500円
・一般席(2列目以降):3,500円
・まなび席(最前列):9,500円
・まなび席(2列目以降):8,500円

※まなび席は下鴨神社のみ、らくたび講師によるイヤホン解説付
※「らくたび」についてはこちらhttps://rakutabi.com
公式サイト:令和5年「葵祭」有料観覧席のご案内、https://ja.kyoto.travel/event/major/aoi/seat.php

有料観覧席では、京都御苑と下鴨神社の参道に設置されたパイプ椅子に座って、葵祭の行列を楽しむことができます。

ただし、販売要項にも書いてある通り「京都御苑の観覧席は午前10時までに」「下鴨神社の観覧席には午前11時までに」行かないと着席できないので注意してください。

葵祭だけじゃない!5月に行われる行事8つ

葵祭は5月15日に行われるとお伝えしましたが、5月には他にもさまざまな行事が行われています!

「5月15日は予定が合わなくていけない…」という方は、ぜひ他の行事に合わせて京都を訪れてみてはいかがでしょうか。

5月1日|賀茂競馬足汰式

賀茂競馬足汰式(かもくらべうまあしぞろえしき)は、5日に行われる賀茂競馬に出走する馬の組み合わせを決めるため、行われる儀式です。

脚の速さだけでなく、馬の年齢や健康状態、騎手の技量などを見定めて、5月5日当日に走る馬の順番を決めていきます。

平安時代の装束である烏帽子に浄衣を着た騎手が、馬に乗って駆ける姿はうつくしく、一見の価値があります。

日程:
2023年5月1日(月)13:00~

料金:
拝観席1,000円

場所:
上賀茂神社[賀茂別雷神社]

5月3日|流鏑馬神事

流鏑馬神事(やぶさめしんじ)は、下鴨神社境内の糺の森にある約400メートルの馬場において、走る馬の馬上から弓で的を射る神事です。

弓を射るために、馬上の騎手は両手を馬から離し、脚だけでバランスをとりながら的を狙います。

観覧者は、全速力で疾走する馬に乗りながら弓を射る騎手の馬術に、目を奪われることでしょう。

日程:
2023年5月3日(水・祝)13:00~

料金:
有料席 2,000円(詳細未定)※一部無料

場所:
下鴨神社[賀茂御祖神社]

5月4日|斎王代女人列御禊の儀

斎王代女人列御禊の儀(さいおうだいにょにんれつぎょけいのぎ)は、葵祭のときに御腰輿(およよ)と呼ばれる神輿に乗る女性が、上賀茂神社境内を流れる御手洗川で手を洗い、身を清める神事です。

斎王代(御腰輿に乗る女性)とそれを取り巻く女人列一行が雅楽の中、清めの神事を行う様子は華やかな王朝絵巻を彷彿とさせます。

日程:
2023年5月4日(木・祝)10:00~

料金:
無料

場所:
上賀茂神社[賀茂別雷神社]

5月5日|歩射神事

5月5日には、午前、午後に2つの行事が行われます。

午前11時に行われる歩射神事(ぶしゃしんじ)は、下鴨神社で弓を射ることで葵祭の沿道を清める、魔除けの神事です。

11時から順次「屋越式」「大的式」「百々手式」が行われます。この神事は、葵祭の安全祈願のために行われているといわれています。

日程:
2023年5月5日(金・祝)11:00~

料金:
無料

場所:
下鴨神社[賀茂御祖神社]

5月5日|賀茂競馬

5月5日、14時から行われる賀茂競馬(かもくらべうま)は、『徒然草』などにも記述がある行事で、上賀茂神社の約400メートルの芝生を馬が2頭ずつ、計5回出走し、速さを競います。

1093年(寛治7年)に五穀豊穣を祈願して競馬を奉納したことが起源とされる行事で、平安時代の舞楽装束に身をまとった騎手たちが馬を駆る光景を見ていると、まるで平安時代の京都にいるかのように思えてきます。

日程:
2023年5月5日(金・祝)14:00頃~

料金:
拝観席1,000円

場所:
上賀茂神社[賀茂別雷神社]

5月12日|御蔭祭

御蔭祭(みかげまつり)は、比叡山にある御蔭山(御蔭神社)から神霊を運び、下鴨神社に迎える神事です。

毎年、神馬の背中に神霊を乗せ、下鴨神社の糺の森で到着を迎えます。その際には、舞と雅楽の奉納を行う「切芝の神事」も行われます。

日本最古の祭りの形式をいまに伝える神事といわれ、厳粛な雰囲気を感じることができます。

日程:
2023年5月12日(金)9:30~

料金:
無料

場所:
下鴨神社[賀茂御祖神社]

5月22日|小川流煎茶献茶祭

2023年3月29日現在まだ開催未定ではありますが、例年通りであれば、小川流煎茶献茶祭(おがわりゅうせんちゃけんちゃさい)という行事が、葵祭の終わった後、5月22日に行われます。

この行事ではまずはじめに、小川流煎茶の宗匠が下鴨神社の舞殿に上がり、献茶を行います。その後、一般向けのお茶席が設けられる予定です。

この「一般向けのお茶席」については、実施がまだ決まっているわけではありません。ですので、実際に訪れる前に公式の発表を確認するようにしてください。

日程:
2023年5月22日(月)(予定)10:00~

料金:
見学無料

場所:
下鴨神社[賀茂御祖神社]

まとめ|葵祭を涼しい着物姿で楽しもう!

ここまで「葵祭にオススメの着物」「葵祭をゆっくり楽しめる有料観覧席」「葵祭の前後にある、7つの行事」についてお伝えしてきました。

実に4年振りとなる葵祭、当日は多くの人出が予想されます。暑くても、人が多くても、涼しく快適に過ごすために、季節に合った着物選びは欠かせません。

ぜひ、単衣(ひとえ)の着物や絽・紗の帯、日傘や扇子、水筒など万全の用意をして葵祭に出かけましょう!

もし、着物選びや持参するものについて聞きたいことがあれば、ぜひ私たちわぷらす京都にご質問ください!

 

お問い合わせ、わぷらす京都

 

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この記事の筆者

わぷらす京都

わぷらす八坂神社店スタッフ

小川彩菜

着物レンタルを通して沢山のお客様の笑顔のお手伝いをしたいと考えております。
お客様のご要望を聞き和装コーディネートの提案する時間やヘアセットを決める時間が好きです!
特にヘアセットが得意で、今人気のフェミニンヘアはお任せください。
可愛く仕上げます!
趣味は、音楽・映画・ショッピングです!
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